ビーンズビーンズのゲームの時間(+旅行とライフハックも)

文系大学生ビーンズのゲームライフ。ゲームレビューやニュースをつらつらつら。あとプラスで旅行とライフハックも書いたりします。

MENU

【レビュー】 『はねろ!コイキング』

f:id:monster25:20170528201242j:plain

はじめに

『はねろ!コイキング』は任天堂より2017年5月にスマートデバイスで配信開始された育成ゲームです。大人気RPGシリーズ『ポケットモンスター』シリーズに登場するモンスター「コイキング」を育成してはねる力を上げ、並み相手を倒してリーグ制覇を目指します。

ちなみに、僕は『ポケットモンスター』シリーズを『BW』までは毎作プレイしていましたが、直近の作品はプレイしてません。

ゲーム内容

ポケモン』シリーズに登場するコイキングを育成して、はねる力(CP)を上げ、リーグに挑戦していきます。
f:id:monster25:20170528201238j:plain
f:id:monster25:20170528201239j:plain
コイキングは普段いけすの中におり、そこで「たべもの」を与えるか、トレーニングである「とっくん」をすることでCPをあげることができます。たべものやとっくんにも種類やレベルがあり、これはトレーナーランクをあげることで解放されていきます。

このようにして育てたコイキングは、リーグに挑戦して勝ちすすめます。勝負方式は非常にシンプルで、相手トレーナーのコイキングよりも自分のコイキングのCPが高ければ勝ちです。プレイヤーは勝負開始のボタンを押して、その様子を見守るだけです。全8リーグを制覇していきましょう。

レビュー

良かった点

溢れ出るコイキング

本編ではある意味「愛すべき最弱キャラ」であったコイキングを主役として単体でゲームが配信されたことそれ自体が感慨深いですが、本作もそんなコイキングの良さが存分に発揮されています。
そもそも本作のコイキングは「はねる」以外のことはできません(笑)。ポケモンバトルができるわけでもなく、進化させるわけでもなく、ひたすらはねる力を上げるゲームです。ただし、その分コイキングのダメっぷりを愛しつつも、健気に頑張るその姿に心が打たれます。

世代交代して強化していくシステム

f:id:monster25:20170528201237j:plain

本作の良いところは、世代交代を組み込んでいるところです。
一体のコイキングを育て続けるのではなく強制的に引退させて次の新しいコイキングを一から育て上げる、というのはちょっと寂しい気持ちもしていましたが、プレイしていく内に慣れますね。むしろメリハリができてちょうど良い感じです。

ランダムイベントの発生

f:id:monster25:20170528201241j:plain

とっくんやリーグに挑戦した後にランダムイベントが発生し、その内容に応じてCPやコインがもらえます。
たべものやとっくんだけではゲームプレイが単調になりがちな中、このランダムイベントが良いアクセントとなっています。

気になった点

アクションに時間がかかる

演出などは丁寧に作られているのですが、その分画面遷移が遅いです。また、「とっくん」などの演出がほとんどスキップできないため、何度も見た内容なのにいちいち画面をタッチしなければならず、手間がかかります。

勝負があっけない

はねる力を競う、という内容自体は良いのですが、勝負中にプレイヤーが行うことはただ勝負開始のボタンをタッチするだけであり、ちょっと物足りなさを感じます。ちょっとしたミニゲームを挟んでその成果次第でコイキングのはね具合が変わる、なんて方式だったらもっと面白かったかもしれませんね。

まとめ

丁寧に作られており、コイキングにフューチャーしたファンアイテムとしてはよくできています。ただし、育成ゲームとしてみると少々単調であり、『ポケモン』シリーズへの愛着が無いと厳しい気がしますね。自分の中のコイキング愛を育てるゲームとして楽しめば吉でしょう。

点数:60点

はねろ!コイキング

はねろ!コイキング

  • The Pokemon Company
  • ゲーム
  • 無料