ビーンズビーンズのゲームの時間(+旅行とライフハックも)

文系大学生ビーンズのゲームライフ。ゲームレビューやニュースをつらつらつら。あとプラスで旅行とライフハックも書いたりします。

MENU

【レビュー】『ハコボーイ!』

f:id:monster25:20161224020513j:plain

ハコボーイ!

はじめに

ハコボーイ!』は任天堂より2015年にニンテンドーeショップで配信開始されたパズルアクションゲームです。『星のカービィ』シリーズでお馴染みのHAL研究所が開発した、どこかカービィを思い出させるゲームデザインが特徴です。

ゲーム内容

f:id:monster25:20161224020515j:plain
四角いキャラクター「キュービィ」を操作して、パズルを攻略し、ステージのゴールまで辿りつくパズルゲームです。
キュービィには、四角い箱を出すという能力があり、生み出した箱で壁を乗り越えたり、障害物を遮ったりして道中を進んで行きます。

見た目からも分かる通り、大変シンプルなゲームデザインですが、ギミックの種類は豊富なため、パズルとしてやりごたえはあります。

レビュー

良かった点

ボリューム&アイディア豊富なステージ構成

20超のWORLDにそれぞれ6〜7ステージが内包されており、それなりにボリュームはあります。
またWORLDにはそれぞれ違うテーマのギミックがあり、どうやってそれらを突破するか考えるのは楽しいです。

白黒のみのグラフィック

f:id:monster25:20161224020520j:plain

ゲーム中で使用されている色は白と黒のみと、まさに白黒時代のゲームボーイを想起させるような見た目です。

ですが、白黒ながらもモーションは豊富に設定されており、ハコボーイの愛くるしい仕草には癒されること間違いなしです。

親切なゲーム設計

ヘルプやリスタートがしやすいです。道中に苦しめられることもそこまで多くはありませんが、詰まった時のヒントや、死亡したときのチェックポイントが細かく設定されているので、プレイしていてストレスを感じることはほとんどないです。

まとめ

パズルアクションゲームとして満足できる出来だと思います。
気軽に良質なパズルを遊びたい方におすすめです。

レビュー:★★★★★★★★☆☆

↓ダウンロード版とシリーズ作がまとめられたパッケージ版です。

ハコボーイ! ハコづめBOX

ハコボーイ! ハコづめBOX

ハコボーイ!  [オンラインコード]

ハコボーイ! [オンラインコード]

【レビュー】『スバラシティ』

f:id:monster25:20170319210844j:plain

はじめに

『スバラシティ』はRyuji Kuwaki氏により2015年にスマートデバイスで配信開始されたパズルゲームです。テーマは「街づくり」であり、より良いプレイをすることで、より発展した街を生み出すことを目指します。

ちなみに私がプレイしたのはiOS版です。

ゲーム内容

f:id:monster25:20170319210845j:plain

↓発展するとこうなる

f:id:monster25:20170319210846j:plain

区画同士を合体させてよりレベルの高い土地を作り、街を発展させていくパズルゲームです。

同じ色をしている区画は隣接させることで一つの区画にまとめることができ、その際に区画にあった建物は合体してより大きい(=レベルの高い)建物になります。家が合体してビルになるというような感じです。

そしてこのレベルの高い建物を建てることで、街の人口を増やすことができ、合体等を繰り返して最終的にどこまで街の人口を増やすことができたかを競います。

レビュー

良かった点

中毒性の高さ

f:id:monster25:20170319220705j:plain
ルールは非常にシンプルであり、よもすれば「本当に面白いの?」なんて疑問に思ってしまうかもしれません。しかしこのシンプルさが逆にリプレイしやすいです。

また、区間の連鎖を考え、実際に思い通りにレベルの高い建物を生み出せた時の感動は大きく、「次はさらにレベルの高い建物を建ててやろう」という意欲に繋がります。

「街をつくる」というゲームデザイン

シンプルなルールのパズルゲームに「街をつくる」というSLGのような要素を追加したのは非常に良いアイディアでした。ハイスコアを目指すだけでなく、より綺麗な街を形成するという見た目の楽しみもあります。

図鑑モードの存在

f:id:monster25:20170319220704j:plain
自分が建設した建物を一覧で見る図鑑モードの存在がさりげなく嬉しいです。自分のこれまでのプレイを振り返ることができます。

気になった点

建物のレベルがわからない

レベル10の区画を除いて、存在する区画のレベルを知ることはできません。一応アイコンをみることでなんとなくのレベルを推察することはできますが、ゲーム中で教えてくれないのはなんでどうしてしょうね。

まとめ

パズルに「街づくり」という要素をうまくミックスさせた作品です。中毒性が高すぎます。プレイの際はハマりすぎないようお気をつけください。

余談ですが、プレイしててボードゲームの『街コロ』を思い出しました。あちらはダイスゲーですが、雰囲気が似ている気がします。よければ『街コロ』もぜひ。

レビュー:★★★★★★★★☆☆

街コロ

街コロ

【レビュー】『ファミコンリミックス ベストチョイス』

f:id:monster25:20170110002155j:plain

はじめに

ファミコンリミックス ベストチョイス』は任天堂より2015年8月にニンテンドー3DSで発売されたミニゲーム集です。Wii Uにて2013年から2014年にかけて発売された『ファミコンリミックス』『ファミコンリミックス2』に収録されたゲームから厳選したゲームを収録しています。

ちなみに私はWii U版『ファミコンリミックス』『ファミコンリミックス2』はプレイしていません。

ゲーム内容

f:id:monster25:20170110002153j:plain
ファミコンで発売された任天堂のゲームの一場面を、お題にそってクリアしていくミニゲーム集です。
例としては、配色が白黒になった『スーパーマリオブラザーズ』や、テレサの大軍に襲われながら『星のカービィ』のウィスピーウッズを倒したりとやりたい放題です。
f:id:monster25:20170110002154j:plain
収録されているゲームは十数作、ステージは250ステージです。
また本作では初代『スーパーマリオブラザーズ』を高速化した『スピードマリオブラザーズ』や与えられたミッションでスコアを競うChampionshipsモードも収録されています。

レビュー

良かった点

テンポよく解放されるミニゲーム

新しいミニゲームの解放速度が速いです。各ゲームのミニゲームであれば、一つクリアするごとに新しいミニゲームが解放されますし、それを2、3個クリアすることでリミックスされたミニゲームを遊ぶことができます。非常にテンポが良いので、やめどきがみつかりません。
ちなみにどうしてもクリアできないミニゲームがあったとしても、何度かプレイすることでそのゲームをスキップできるようになります。苦手なゲームがあった時にありがたい配慮ですよね。

上手なアレンジ

ミニゲームはどれも一癖二癖あるものばかりです。ミニゲーム間の使い回しは多少ありますが、ワンパターンにならないよう上手にアレンジされています。「また同じことの繰り返しか」と感じることは少ないです。

原作への新たな魅力の発見

存在は知っていても、これまでプレイしたことの無かったゲームに触れる良い機会になりました。ミニゲームが楽しく遊んでいるうちに、「原作をちゃんとプレイしてみたい」という気にさせられます。バーチャルコンソールの体験版のような位置付けとしても、楽しめるでしょう。

気になった点

収録作品への解説が欲しい

本作には原作のオリジナルルールでのプレイや解説などは収録されておらず、その作品自体を楽しむことやどのようなゲームなのかを知ることはできません。
そのため、その元となっているゲームをよく知らない場合、プレイしていてもいまいち没入感に欠けます。原作を収録することは難しいにしても、せめてどのようなゲームなのかを知るために解説くらいは欲しかったなと思いました。

まとめ

ミニゲーム集としてみればとても良い出来です。ただし原作をそのまま楽しむことができるモードは存在しないので、その点はお気をつけください。あくまで「リミックス」集です。

レビュー:★★★★★★★☆☆☆

【レビュー】『シアトリズム ファイナルファンタジー』

THEATRHYTHM FINAL FANTASY | SQUARE ENIX

はじめに

シアトリズム ファイナルファンタジー』はスクウェア・エニックスより2012年に発売されたリズムゲームです。FF25周年記念作品として、大人気RPGファイナルファンタジー』シリーズの楽曲をリズムゲームにしています。のちにiOSアプリやアーケード作品も発売されました。

ちなみに私は3DS版をプレイしました。

ゲーム内容

ファイナルファンタジーI』〜『XIII』までの楽曲をリズムゲームで楽しむことができます。
リズムゲームとしてのシステムは、形式によって異なりますが、概ね上画面に流れるトリガーが固定されているジャストサークルに重なった段階でタッチしてスコアを獲得し行きます。

プレイ形式が「BMS」「FMS」「EMS」の3種類あり、
BMS」では戦闘曲、「FMS」ではフィールド曲、「EMS」では『FF』シリーズのイベントシーンのムービーをバックにリズムゲームをプレイします。

またリズムゲームの際にFFキャラでパーティを組むことができ、プレイ中には敵モンスターを倒したりムービーを探索してアイテムを入手し、レベルアップさせる育成要素もあります。

レビュー

良かった点

FFの曲でリズムゲームが遊べる

本作の最大の長所です。これまでに登場したFFの楽曲を、リズムゲームとして遊べるのはとても嬉しいです。
スクウェア・エニックスはあまりリズムゲームを作るイメージはありませんでしたが、素晴らしいチャレンジであったと思います。

リズムゲームとキャラクターを上手くミックス

FFの楽曲のみならず、プレイ中に敵モンスターとの戦闘を入れることでFFキャラも上手くリズムゲームに取り込んでいます。
これにより、ハイスコア更新だけでなく、敵モンスターを倒したりキャラの育成要素などがが加わってプレイがより楽しくなりました。

やりこみの豊富さ

毎日プレイすることでログインボーナスがあったり、キャラクターのレベル上げやハイスコア更新など、一プレイに対しての見返りが豊富です。そのため、プレイする気持ちが生まれやすいです。

まとめ

FFの楽曲のリズムゲーム化を期待を上回る形で実現してくれた作品と思います。
FFシリーズが好きであればファンアイテムとしてお勧めできます。

レビュー:★★★★★★★★☆☆

シアトリズム ファイナルファンタジー

シアトリズム ファイナルファンタジー

【レビュー】『妖怪ウォッチ』

妖怪ウォッチ

はじめに

ニンテンドー3DS用ゲームソフト『妖怪ウォッチ』はレベルファイブより2013年に発売されたRPGです。
後にシリーズ化、アニメ化や映画化され、レベルファイブの代表作の一つとなりました。

ちなみに私は本作がシリーズ初プレイです。

ゲーム内容

ひょんなことから「妖怪ウォッチ」を手にいれた小学生天野ケータが、妖怪執事ウィスパーと共に町の住民の悩みや謎を解明していく、というストーリーです。
戦闘システムが少し変わっていて、オートで戦闘する妖怪たちを見ながらプレイヤーが要所要所で指示をだすというものになっています。妖怪たちは基本技を繰り出し続け、超必殺技を出したり、別の妖怪と入れ替えたりという操作はプレイヤーが行います。

レビュー

良かった点

妖怪と人間が共存する世界というコンセプト

「妖怪と人間は友達になれる」なんて夢みたいです。多彩な妖怪たちを仲間にして妖怪図鑑を埋めていくのは自分の友達が増えていく感じがして楽しいですね。妖怪と人間の共存って結構ありふれたテーマだなと思っていましたが、まだまだ掘り下げられることができるようです。

フィールドの作り込みの細かさ

このゲームは規模がそれほど大きくありません。せいぜい町一つプラスα程度です。これは世界をまたにかけて旅をするRPG(『ポケットモンスター』シリーズや『ドラゴンクエスト』シリーズなど)に比べると物足りなく思えそうですが、その分、町の作り込みは半端ないです。駅前や商店街、路地裏など新興住宅地の雰囲気が良く出ており、シナリオから離れて町を探索するのが非常に楽しいです。サブクエストをこなすことで「こんなところもあったんだ!」など新たな名所?を発見することもできます。

飽きない戦闘システム

戦闘システムが3DSの下画面をうまく活用していた点が良かったです。くるくる画面を回してその時々にあったフォーメーションを組んだり、回復したり、お祓いしたりとなかなか忙しいです。また戦闘を早送りできるのも楽でしたね。レベル差のある戦闘は早送りするだけで終わらせられます。その時々にあったプレイングができることが非常に優れていました。

良くなかった点

敵妖怪を仲間にしづらい

戦闘で勝利した時に敵妖怪を仲間にできることがあるのですが、この確率が高くないので手間がかかります。一応アイテムをあげることで確率をあげることはできるようですが、それにしたって確率は低いです。図鑑完成の作業が思うように進まない点が辛いところでした。

まとめ

RPGとして良くできています。「冒険できる世界を広げる」のではなく、「一つの町をつくりこむ」という逆転の発想が成功を納めたのだと思います。やり込み要素も豊富ですし、RPG好きにはオススメできる作品だと思います。

レビュー:★★★★★★★★☆☆

妖怪ウォッチ - 3DS

妖怪ウォッチ - 3DS

【レビュー】『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』

f:id:monster25:20161224020519j:plain

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U

はじめに

ニンテンドー3DS用ゲームソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』は任天堂より2014年に発売された対戦アクションゲームです。『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ第4作目にあたり、登場キャラクター数の増加や据え置き機WII Uとの連動要素追加などがなされています。

ちなみに私は初代『大乱闘スマッシュブラザーズ』と『大乱闘スマッシュブラザーズ Wii』はプレイしましたが、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』は未プレイです。

ゲーム内容

f:id:monster25:20161224020510j:plain

任天堂作品を中心としたゲームキャラクターが、過去のゲームをモデルにしたステージで戦う対戦アクションゲームです。
他の多くの格闘ゲームのように対戦相手のHPを削るのではなく、対戦相手のダメージ値(%で表示される)をためていき、最終的に画面外へ吹っ飛ばすことで敵を倒します。

ニンテンドー3DS版のゲームモードは「大乱闘」モードや「ひとりで」モードなど基本的に過去作を踏襲してますが、「フィールドスマッシュ」という5分間でパワーアップアイテムを収集した後、短期決戦である最終決戦でパフォーマンスを競うモードが3DS版にのみ収録しています。

参戦キャラクターは全部で50キャラ以上(DLCを含む)、登場ステージは全部で30ステージ以上登場します。

レビュー

良かった点

豊富なゲームモード

f:id:monster25:20161224020508j:plain

とにかく遊ぶ選択肢が多いです。多人数/オンライン対戦をするモードはもちろん、ひとりで参戦キャラクターを倒していく「シンプル」「オールスター」やコレクション要素など、一人で遊ぶモードが充実しています。
さらに高いレベルの難易度はやはり高いので、相当の時間がかかると思います。

多彩な登場キャラクター

50超のキャラクターで遊べるというのは純粋にスゴいです。また任天堂の作品のキャラクターのみならずセガソニックカプコンロックマンなど、他のゲーム会社の人気キャラクターまで操作できるなんて夢のようです。
また本作をプレイすることでこれまであまりプレイしなかった他作品について知ることができるのも嬉しいですね。興味が湧いたので、今度プレイしてみたいと思います。

対戦がしやすい

携帯機でプレイできるということで、非常に対戦がしやすくなりました。もちろん、据置機でもオンライン対戦や多人数対戦はできますが、外出先でもニンテンドー3DSを持ち寄るだけで対戦できるというのはやっぱり嬉しいです。操作性も十分に許容できるものでした。

良くなかった点

キャラクター選出の偏り

キャラクターの選出の問題に解決策はないのでしょうがないことではあるのですが、私はこの点が不満でした。これまでの『スマブラ』シリーズではある程度選出のバランスが考えられていたと思うのですが、本作はちょっと偏りすぎてるかなと。
あと過去作から一度続投しないとアナウンスされていたキャラクターをDLCとして配信したのはちょっと悲しかったですね。

まとめ

思っていた以上にスマブラでした。ニンテンドー3DSということで操作性やボリュームに不安があるかと思っていましたがそんなことはなく、十分なクオリティであったと思います。
何と言ってもみんなで対戦をするのは楽しいので、気楽に対戦ゲームで遊びたい方にオススメです。

レビュー:★★★★★★★★☆☆

大乱闘 スマッシュ ブラザーズ for ニンテンドー 3DS - 3DS

大乱闘 スマッシュ ブラザーズ for ニンテンドー 3DS - 3DS

【ノウハウ】『ファイアーエムブレムヒーローズ』で名前を変更する方法

f:id:monster25:20170319220650j:plain

はじめに

ゲーム開始時に登録した名前を変更する方法をお伝えします。
自力で名前を変更しようとすると、「その他」をタップするところまではいっても、その後どうすればよいのかわかりにくいですよね。私も最初ボタン連打していたら初期設定の「エクラ」に決まってしまい、後悔して慌てて変更しようとしましたが、どうすればよいのかわからず苦しみました。

やりかた

①アプリを立ち上げる

f:id:monster25:20170319220650j:plain

②「その他」をタップ

画面右下の「その他」をタップしましょう。
f:id:monster25:20170319220651j:plain

③一番下の「FAQ等」をタップ

一番下までスクロールして、「FAQ等」をタップしましょう。
f:id:monster25:20170319220649j:plain

④真ん中あたりにある「名前変更」をタップ」

真ん中あたりまでスクロールして「名前変更」をタップしましょう。

f:id:monster25:20170319220647j:plain

⑤好きな名前に変更し、決定をタップ

好きな名前に変更しましょう。
f:id:monster25:20170319220648j:plainf:id:monster25:20170319220652j:plain

備考

「環境設定」「アカウント管理」では名前は変更できません

いかにも名前を変えられそうな項目ですが、ここからでは変更はできません。

名前は12文字まで

名前は最大12文字までです。

おわりに

みなさまの『ファイアーエムブレム』ライフが充実することをお祈りしております。

【レビュー】『名探偵ピカチュウ 〜新コンビ誕生〜』

f:id:monster25:20161224020524j:plain

『名探偵ピカチュウ ~新コンビ誕生~』公式サイト

はじめに

『名探偵ピカチュウ 〜新コンビ誕生〜』は任天堂より2016年2月に発売されたアドベンチャーゲームです。『ポケットモンスター』シリーズの人気キャラクターであるピカチュウを探偵役に添えた異色作となっています。

ちなみに私は『ポケットモンスター』シリーズを本編『BW2』ぶりのプレイしました。

ゲーム内容

「少年ティム・グッドマンは行方不明になった父を探すためにライムシティを訪れた。そこで喋るピカチュウと出会い、一緒に事件解決や謎の解明に挑む」というあらすじのアドベンチャーです。
システムは大変オーソドックスで、場面ごとにその場にいるキャラクターに話を聞いたり、アイテムにタッチをして事件の手がかりを集めていきます。ただし、ポケモンが絡んでいることで、ポケモンならではのトリックが登場したりします。

レビュー

良かった点

”オッサンくさい”ピカチュウの徹底追及

本ゲームのピカチュウはめちゃくちゃ喋ります。それも「ピカピカ」言っているわけではなく、大川透の渋い声で「オレにめいれいするな」なんて喋ってくれます。痺れますね。
このようにプレイヤーにすり寄ろうとせず、新しいピカチュウ像をプレイヤーに提示したの新鮮で良かったと思います。ただし、これまでのイメージとはだいぶ異なるので、公式パロディとして楽しんだ方が良いでしょう。

ポケモンらしさを忘れないアドベンチャーパート

アドベンチャーとしてはオーソドックスなシステムですが、どの事件にも「ポケモンらしさ」が混ざっていたのが良かったです。
これはどういうことかというば、例えば謎解きにあるポケモンの特性が使われていたり、閉じ込められた洞窟から脱出するときにあるポケモンの助けを借りなければならなかったりと、『ポケモン』である必要性が感じられるつくりになっていました

また世界観も、ポケモンと人間が上手く共存している世界を上手に描けていて、少し変な表現になりますが、とても居心地が良かったです。

リアルで愛らしいグラフィック

f:id:monster25:20161224020525j:plain

ポケモン』本編よりもリアル志向のグラフィックです。頭身が高く、また街並みも西洋的な建造物が多いです。これは他のシリーズ作品が独自のグラフィックで『ポケモン』世界を構築しているのに対して、本作は現代社会に『ポケモン』を溶け込ませようとしている点で違うと思います。

しかしポケモン自体はとても可愛らしく描かれていて、イラストとの違和感は全くありません。

良くなかった点

少し作業感がある

進行に迷ったり謎解きでつまづいたりはありませんでしたが、あまりに親切すぎるので、逆に作業感を感じました。探偵物というのであれば謎解きパートはもう少し難しくても良かったかもしれません。

まとめ

ニンテンドーショップで1200円というと少々高いように感じますが、ゲーム内容自体はそれだけの価値があると思います。
ただし、ゲームクリアに5時間はかからないことやシナリオが続編前提になっていることはあらかじめ知っておく必要があるでしょう。

点数:70点

【レビュー】『ソリティ馬』

f:id:monster25:20170106032405j:plain
新感覚の競馬ゲーム、ニンテンドー3DSに登場 | ソリティ馬 | GAME FREAK

はじめに

ソリティ馬』はゲームフリークより2013年にニンテンドーeショップで配信開始されたパズルアクションゲームです。ゲームフリークの初自社発売作品であり、またソリティアと競馬を掛け合わせた異色の作品となっています。

ちなみに私はプレイするまで、ソリティアの知識はありましたが、競馬の知識はほとんどありませんでした。

ゲーム内容

f:id:monster25:20160723212408j:plain
「競馬」と「ソリティア」を掛け合わせたゲームです。
主人公は騎手となり、馬を育成しつつ、より強いレースでの勝利を目指します。
レースでは、途中にソリティアをするパートがあり、ソリティアをより少ない枚数にすることで、自分の馬のやる気をあげたり、良い位置どりにすることができます。

モードには「若駒モード」「古馬モード」「牧場モード」があり、若駒から古馬へ育成、そして交配の流れを楽しむことができます。

レビュー

良かった点

ソリティア」×「競馬」という異色のデザイン

f:id:monster25:20160723212408j:plain
ソリティアと競馬を組み合わせるなかなか斬新な試みですが、これが上手くマッチしています。基本は競馬ゲームですが、要所要所でソリティアというパズルを鍵として上手く入れ込んでいます。

また両方の知識がさほどない状態でも、ゲームを進めるにつれ、ソリティアはより上手に、競馬により興味を持ちはじめます(笑)

異様なまでに軽いノリ

f:id:monster25:20170106032406j:plain
主人公のノリが軽いです。先生に対して、「かしこまり〜」なんて新入社員のようなノリで切り込む様に圧倒されます。

また馬の名前も小ネタや風刺が混じっていたりとニヤリとさせる要素もあります。

恐ろしい中毒性

ソリティア自体にもつい何度も繰り返しプレイしてしまう中毒性がありますが、「馬を育ててレースで勝つ」という育成要素が加わったことで、さらに中毒性がさらに上昇しています。

「ちょっとプレイしたらいつのまにか2時間経っていた」なんてこともザラです。

まとめ

私はどハマりしました。
競馬とソリティアの掛け合わせが妙ですね。
競馬の知識もつくので、少しでも興味があればお勧めできます。


レビュー:★★★★★★★★★☆

【攻略】『Hearthstone』でよくある質問を(勝手に)まとめてみた(対戦編)

f:id:monster25:20161229033102p:plain

はじめに

『Hearthstone』の良いところの一つはカードのテキストが短めにまとめられている点ですが、それゆえに少し説明不足なところがあります。

そこで、そのちょっと紛らわしいシステムやルールについて私なりに(勝手に)まとめてみました。攻略wikiでいうところの「よくある質問」や「FAQ」みたいなものです。

この記事では「対戦編」として、対戦中の疑問をまとめてみました。
思いつき次第更新していきます。

質問と回答

Q.「キャラクター」「ヒーロー」「ミニオン」の違いってなに?

A.以下の違いがあります。
また対象が何も書かれていない場合は、全てのキャラクターを対象とします。

「キャラクター」 「ヒーロー」「ミニオン」両方を対象とします。
「ヒーロー」 「ヒーロー」のみを対象とします。
ミニオン ミニオン」のみを対象とします。

たとえば
f:id:monster25:20170106032407p:plain
では、自分と敵すべてのキャラクターに対して2ダメージを与えることができますし、

f:id:monster25:20170106032408p:plain
では、敵のミニオン全てに4ダメージを与えることができます。


Q.カードの効果に知らないカードの名前が書いてあるんだけど、どうやってその能力を見るの?

A.テキストに書いてないカードの能力は、対戦中にどうやっても見ることはできません。シャドバみたいにウィンドウは出てこないです。
コレクションでも一覧に表示されないので、使って覚えるor攻略wikiで見るしかないです。

f:id:monster25:20170106032410p:plain
上のカードのように、メカ系ミニオンの「スペアパーツ」やカザカスの「即興呪文」が該当します。

Q.相打ち(両プレイヤーのHPが同時にゼロになる)になったらどうなるの?

A.両プレイヤー共に負けになります。
仕掛けた方が勝ちになるとかそういうことはありません。
相打ちになる前のHPの数値も関係ありません。

ただし、全てのキャラクターにダメージを与える系のカードを発動した時に起こることがありますが、確率はだいぶ低いですね。負けになってしまうので、相打ちをするメリットは無いです。

Q.秘策を自分で発動させたい!

A.秘策を設置させた後に自分で発動させることも、タイミングを指定することもできません。
どの秘策も、発動条件を満たした段階で自動的に発動します。

Q.「潜伏」と「挑発」両方の能力を持つミニオンって無敵じゃね?

A.残念ながら無敵ではありません。この場合は「潜伏」が優先され、対象のミニオンには攻撃ができなくなります。

私もプレイを始めたばかりの頃はこのように思っていましたが、世の中そう甘くはないようです。

Q.「潜伏」or「呪文とヒーローパワーの対象にならない」を持っているミニオンが呪文でダメージを受けた!おかしい!

A.「潜伏」or「呪文とヒーローパワーの対象にならない」はその能力を持つミニオンのみを対象とした呪文にのみ適用されます。全体攻撃やランダムにダメージを与える呪文に対してはダメージを受けます。

仮に場に「潜伏」or「呪文とヒーローパワーの対象にならない」を持っているミニオンのみしかいなくても、全体攻撃やランダムにダメージを与える呪文に対してはダメージを受けます。

まとめ

『Hearthstone』のルールへの理解の助けになれば何よりです。
次回はシステム編と題して、システムへの疑問をまとめてみたいと思います。